人気アニメ名探偵コナン』の劇場版最新作『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』(4月12日公開)のゲスト声優として、山崎育三郎と河北麻友子が参加することが4日、発表された。

【画像】山崎育三郎&河北麻友子が演じるキャラクター

 同作の舞台は劇場版初となる海外・シンガポール。19世紀末に海底に沈んだとされる世界最大の宝石「ブルーサファイア」を巡って、コナン宿命のライバルであり“月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドが、マリーナベイ・サンズで起きた殺人事件、シンガポールの巨大な陰謀に巻き込まれていくストーリー

 山崎が演じるのは、犯罪行動心理学者と実業家という2つの顔を持ち“シンガポール名探偵”と呼ばれるレオン・ロー。河北は、ローの秘書レイチェル・チェオングに声を務める。コナンと敵対する役どころについて山崎は「コナン君は何でも解決してしまうので、ギリギリのところまで追い込んでいきたいです」、河北も「少しでも、(山崎さん演じるレオンの)力になれたらと思います」と既に息の合った様子。

 また、今回2人が出演するパートの大部分が英語のセリフということについて、16歳までニューヨークに住んでいた河北は開口一番「日本語より、英語の方が得意なので、ホッとしています(笑)」とにっこり。山崎も高校時代にアメリカに1年間留学経験があるが、これほど英語のセリフが多いのは初めてということもあり「英語での演技やセリフは頑張らなければいけないので、河北さん、発音とかいろいろ教えてください!」と河北を頼り、チームワークの良さをみせていた。

キャストプロデューサーコメント

【山崎育三郎】
日本を代表する作品なので、オファーを聞いたときは本当に嬉しかったです。
僕が演じるレオン・ローという役は、シンガポール名探偵とも呼ばれる犯罪心理学者で、今は実業家という、謎めいている部分が多い役ですが、魅力的に演じたいと思います。コナン君と敵対するということですが、コナン君は何でも解決してしまうので、ギリギリのところまで追い込んでいきたいです。
高校二年生のときに、アメリカミズーリ州というところに一年留学していましたが、英語での演技やセリフは頑張らなければいけないので、河北さん、発音とかいろいろ教えてください!

【河北麻友子】
今回は海外が舞台ということで、とても楽しみです。私はレオンの秘書役のレイチェルを演じます。
レイチェル日本語と英語、どちらも使うので知的な役どころかなと思います。
私は生まれも育ちもニューヨークで、16歳までニューヨークに住んでいました。英語には自信があります! 日本語より、英語の方が得意なので、ホッとしています(笑)事務所の先輩の上戸彩さんが出演された前作がすごい記録なので、(スタッフの方に)めちゃめちゃプレッシャーをかけられてますけど……(笑)。今回の映画も皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいです。

【米倉功人】(読売テレビプロデューサー
山崎育三郎さんにお願いする「レオン・ロー」は、人の心を読み、意のままに人を操る、何かとんでもないことを企む?怪しい人物です。日本語も英語も話し、とてもとても演技が難しそうな(笑)感情もすべて身体全体で表現するミュージカルの世界で定評のある演技力と、留学されていた際に培われた英語力、ともに兼ね備えた方でしたので、プロデューサー一同、是非ともお願いをしたいという事でオファーさせて頂きました! 熱演を楽しみにしております。
河北麻友子さんにお願いする、「レイチェル・チェオング」は、山崎育三郎さん演じるレオン・ローの忠実なる美人秘書。日本語と英語を巧みに操り、レオンの様々な行動にも、忠誠心をもって従う優秀な女性です。
英語が堪能であり、美しい女性……ということで会議をしておりましたら、この方しかいないでしょう!とプロデューサー一同、「河北さんですね。」と満場一致の即答でした(笑)
育三郎さん演じるレオン・ローと河北さん演じるレイチェルが、どのように作品に新しい拡がりをみせてくれるのか、いまから収録が待ち遠しいです。

劇場版『名探偵コナン 紺青の拳』のゲスト声優に決定した山崎育三郎(左)、河北麻友子(右)(C)2019 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会


(出典 news.nicovideo.jp)


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