イギリスでは昨今、住居がありながら路上で物乞いをする「なりすましホームレス」が急増しており、「物乞いにはお金をあげないで」と注意喚起がなされている。その一方で、全てを失って路上で暮らす“本物のホームレス”は、より苦しい立場に追い込まれているようだ。
今月8日、リヴァプールの路上で生活するホームレスの男性が市内のロイヤル・リヴァプール病院のベッドで目を覚ました。男性は医師から「体内からヒ素が見つかった」と告げられて驚愕した。
この男性は前日にリヴァプール・シティセンターで通行人からもらったチップスを食べたことは覚えていたものの、その後の記憶は全くなかった。警察は男性が最後に食べたというチップスを押収し、ヒ素が盛られていた可能性が高いとして調査を開始した。
リヴァプール市内でホームレスに衣服や食料を提供する活動をしているホームレス支援員のミッシェル・ランガンさんは、被害にあったホームレス男性のもとを度々訪ねており、今回の件に関してはショックを隠し切れない様子だ。ランガンさんは、英メディア『Metro』や『Mirror』のインタビューに次のように語った。
「路上で暮らすホームレスをターゲットにした犯罪は今に始まったことではありません。しかしそのやり方は年々巧妙で悪意に満ちたものになっており、心が痛みます。昨年の11月には、火のついた手持ち花火をズボンに押し込まれたホームレスの男性が酷い火傷を負っています。今回は男性に命の危険もあったわけで、何事もなかったことは不幸中の幸いと言えるでしょう。」
ホームレスの慈善団体「クライシス」は昨年、ホームレスの3人に1人が殴る、蹴る、尿をかけられる、物を投げつけられるといった攻撃の対象になっており、20人に1人が性犯罪に巻き込まれていたことを公表している。またリヴァプール市長ジョー・アンダーソン氏は昨年、英内務大臣サジッド・ジェイビッド氏に「ホームレスへの攻撃は増加する一方である。弱い立場にあるホームレスに危害を加えることは“ヘイトクライム(憎悪犯罪)”に加えられるべきだ。ホームレスはヘイトクライム法で保護されるべきであり、早急の法改正が必要だ」との手紙をしたためている。
一度ホームレスになった人が再び元の生活を取り戻すには、多くの人や地域の支援が欠かせないことは言うまでもない。今年2月には、南米コロンビアでホームレスになったシングルマザーが息子を道連れに無理心中するという悲劇が起こっている。
画像は『Mirror 2019年4月9日付「Homeless man ‘poisoned with arsenic sprinkled on chips from passer-by’」(Image: Liverpool Echo)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
ごみ処理のなにがいけないのか
ヒソ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ヒソ ( ´ノд`)コッソリ
ちょっと1コメから犯罪者脳が湧いてんよ~
>>ゲスト ホームレスは兎も角、お前みたいなゴミを処理するのは何も問題がないよな。
ちょっと誰~?コメント欄にゴミ捨ててったの~
こういう記事に「ホームレスなんだから別にいいだろ」的なコメントを書き込んじゃうクソガキ君はインターネット使うのを親に制限してもらった方がいいね。
韓国人になら喜んで同じことをしたい。
仮にゴミ処理のつもりだとしても生きてるんだから処理できてないし、ホームレスのために自分の人生棒に振るリスクを負うのは*すぎる。思想の善悪以前に愚か
わざわざこんなことして遊ぶのか。こえーな
なりすましホームレスなんて居るんだな。
ホームレスだからと容認する奴は、味をしめた犯人が隣人や親類、同僚に同じことをしでかさないと思わないのだろうか? 今回は単にサンプルにしただけで、次はビルの貯水槽に投下、とかかもしれないのに
×:ゴミ○:びんかん♂な持ち物が有るので資源
1コメになんか書いてあったみたいだけどとっくに非表示野郎だったから分かんなかったわw
見下した相手には誰しも暴力的になる。程度の差はあるけどね・・・
1コメ特大ブーメラン
さすが見ず知らずの通行人に殴りかかるのが流行る国だ
紳士の国の本性
最低
最初のコメントは「ごみ」と言われてすぐホームレスを思いつく、その考えを皮肉っている可能性が微レ存・・・? それと一瞬(英)が(笑)に見えた。
燃料が投下されたおかげでそこそこ賑わってますね
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